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​FINE MAKER岩下工務店大工のブログ

横浜戸塚区を拠点とする岩下工務店。大工、職人によるブログ。

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存在感たっぷりの無垢フローリング

更新日:2019年3月30日

今や、おしゃれなお部屋には欠かすことのできないフローリング。 一人暮らしの賃貸からファミリーの一軒家まで、お部屋の床はほぼフローリングが主流となってきました。 そんなフローリングにもいろんな種類があるのをご存知でしたか? 今回は、私たちの体にも優しい「無垢フローリング」について詳しくご紹介していきます。"

無垢フローリングとは、無垢の木材で作られたフローリング(床材)を言う。  無垢(むく)の木材の定義としては、集成・積層などといった木を継ぎ足す加工を施していない木そのものを指すのかもしれないが、実際にはほとんど継ぎ足しのない、または大きなパーツを組み合わせた木材加工品も無垢と呼ばれている。



無垢フローリングってどんなの?

無垢フローリングとは、スライスや鋸挽きした板材(紙のように薄いものを含む)を重ね合わせた複層フローリングではなく、断面を見て単一の木材から出来ているものは無垢フローリングと呼ばれています。

天然ものにほとんど加工を加えない製品であるため、自然素材である。 合板フローリングには出せない「本物感」「風格」があるため、少しでも家にこだわる気のあるユーザーには非常にニーズがあます。

近年主流の表面に傷の付きにくい処理をした複層フローリングより傷がつきやすかったり 木材のもつ収縮性等による狂いが生じることがあります。

傷や狂いなども味としていろいろな表情を楽しんでください。

一般的に、スギなどの針葉樹は非常に柔らかい素材といわれています。また、針葉樹と比べて広葉樹は一般的に硬い木として知られています。 しかし、どれだけ硬いといっても天然の木材なので傷や凹みもつきます。 その傷も、程度によっては分かりにくくすることもできますが、その傷が気にならなくなる頃には、家にも馴染み、親しみすら感じられるようになるはずです。



無塗装はお手入れが大変!「オイル塗装」のススメ

無垢材を無塗装のままにしておくと「水拭き」掃除ができません。 水をこぼせば、何ひとつカバーされていないのでダイレクトに染み込み、「染み痕」が残る可能性があります。 そんな時は、無塗装ならではの質感を残しながら「オイル仕上げ」(自然塗装・蜜蝋ワックス・エコワックス・オスモ塗り・ラッペンワックス塗りなどを含む)をすることをおすすめします。

これらの塗料は「安全性」「自然素材」を特徴にしていますのでそういう意味ではとても安心です。 またこれらのオイルフィニッシュは木材に浸み込んでいきますので木の表面に分厚い膜を作りません。ですからウレタン塗装のような「白い傷」は日常生活ではつきません。 傷が付いた場合は木の表面に直(じか)についています。無垢材は合板と違いすべて自然の木ですからこの傷ついた部分を軽くサンドペーパーでこすれば傷は目立たなくなります。

一生もののお付き合い。無垢フローリングのお手入れ方法

「水は大敵!」拭き掃除は硬く絞ったウエスで

オイルなどを使った自然塗装の場合は、木の表面から内部に塗料を染みこませ、表面に塗膜を作りません。そのため、水拭きを行なうと染みになる可能性もあるので、履き掃除の後は、乾拭きもしくは固く水気を絞ったウエスなどで拭く程度にします。


はじめにオイルやワックス塗装をした床も、年月が経つにつれて汚れや傷、色むらが目立つようになり、撥水性も落ちてきます。 そんな木材を保護するためには、年に1回程度の塗り直しが必要になってきます。 大きな家具を移動してまで、床全面を塗り直しする必要はありませんが、よく歩く部分や拭き掃除をする部分は、塗料がとれやすいので、そのような部分を重点的に行いましょう。 きれいに仕上げるコツは、少量を薄くすり込むこと、べたつきがなくなるまで乾拭きをしっかり行うことです。


無垢フローリングの「種類」

日本を代表する木材といえば、この杉材。 足への当たりが優しく、温かみがあることから非常に快適性が高いんです。 逆に言えばやわらかい故、傷やへこみのつきやすさがありますが、無垢なら歳月と共に馴染み、むしろいい雰囲気になりますよ。 無垢フローリングの中ではリーズナブルです。節があるのも杉材の特徴。 天然木の風合いを感じさせる、ナチュラル感が持ち味です。


パイン

針葉樹のパインは、温かみ、やわらかな足触り、節のある点などが杉と同じ。 欧風のインテリアによく似合い、リーズナブルなことからも、非常によく使われるメジャーな素材です。杉と比べると節の主張が強くないため、すっきりして見えますね。

オーク

洋酒の樽や船の材料として使われてきたオークは、高い耐水性と耐久性が特徴。 木目がはっきりと美しく、洗練されたムードですね。 硬さがあるので、傷の気になる方にもおすすめです。

山桜

木材の世界では、カンバの類をサクラあるいはカバザクラして取り扱う習慣があります。 しかし、樺材はカバノキ科、桜材はバラ科。やはり全く違った材ですし、桜材は樺材に比べ、木目もはっきりしていて、木肌も緻密、色合いも匂い立つような赤みを持っているように思います。

本桜は硬い中にも優しくって軟らかさが伝わってくる木材です。珍しいところでは浮世絵の版木に使われたり、高級家具や高級傘のハンドルに本桜をよく使います。


バーチ

ピンク色や淡黄色、優しげな淡い色合いが美しいバーチ。 比較的木目が薄く、主張しないのですっきりとした印象です。 硬くて狂いが少ないため、フローリングに適しています。


ウォルナット(クルミ)

ブラックウォールナットは強度が高く、粘りもあり、対衝撃にも強い特徴を持つことから銃床として利用されてきました。その性質からフローリング材としても非常に適しております。タンニンも多く含まれていますので、その木肌は使い込まれていくにつれて磨きがかかり、風合いを深めていきます。

さらに、ブラックウォールナットは寸法の安定性に優れ、加工したときの狂いが少ないのでフローリングにとどまらず、ハープや高級グランドピアノ、エレキギターなどの楽器にも使用されています。


タモ

硬さと粘りのバランスのいいタモ材は、野球のバットにも使われる材質。 木の風合いが強く感じられる、はっきりとした木目が特徴的ですね。 ウッディーな存在感を強調したインテリアにオススメです。


メープル

木材としてメープル(カエデ)の用途は幅広く、強度の面からも体育館のフローリングやボーリングのレーンの床材として使用されています。メープルフローリング(カエデ)は硬いだけではなく、弾力性に優れていることから、足にも優しい樹木です。

さらに、メープル(カエデ)材は、木材の中でも特に木目の美しさも兼ねており、名前のとおりその木目からは絹のような光沢を放ち、『木の真珠』と評されるほどの木目の美観は見逃せません。その美しさから高級スピーカーやバイオリンの表板にも使用されています。


ヒノキ

桧柾目フローリングは、木目が真っ直ぐでインテリアに伸びを感じる事が出来ます。高齢樹、大径木の丸太からしか製材することができない全国的にもとても希少な無垢桧フローリング。